2009年11月5日木曜日

矢川緑地に行ってみませんか




立川市の南東部にある羽衣町3丁目と国立市の境にある矢川緑地は、1977年に「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づき東京都の緑地保全地域として指定され保全されている約2.1ヘクタールの緑地です。

東京都のホームページには

矢川は、立川段丘崖を水源地とし、立川市の東南部から国立市の西南部を流下して、青柳段丘崖先で谷保用水に合流する延長約 1.3キロメートルの小河川である。流路の大部分は玉石積護岸になっているが、水量も多く、水質も比較的良い状態を保っている。この上流部が区域内を流れ、湧水や湿地が随所にあり、このため貴重な湿地性の草本類が多く見られる。主に、矢川の北側は保全事業による植栽地、南側は湿地となっている。

とちょっと小難しく紹介されていますが、この矢川緑地は、矢川の下流部北は雑木林になっており、コナラ、ケヤキ、カツラなどが生い茂り、上流部南は矢川の水をひいた湿原になっていて、緑地の半分を占めています。湿地には大きなヤナギの木があり、その中央部には湧水池があります。澄み切った小さな流れの小川周辺には野鳥や虫たちが集っており、貴重な植物の宝庫になっています。

湿地のススキが心地よい風になびき、その周辺ではカルガモやアメンボウが悠々と泳いでいました。雑木林の中はマイナスイオンが出ているのか本当にすがすがしい気分になれます。

JR南武線西国立駅の南、徒歩約10分です。

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