2009年11月7日土曜日

41才 バカボンのパパと同じ年に




枯葉散る
白いテラスの 午後3時
じっとみつめて
ほしいのよ
特別の愛で
ふるえてほしい

四十一才の春だから
元祖天才バカボンのパパだから
冷たい眼でみないで


作詞:赤塚不二夫  

作曲:渡辺岳夫 


うた: こおろぎ '73 コロムビアゆりかご会



私と同世代の人たちにはおなじみのアニメ『元祖天才バカボン』
エンディング・ソング(「元祖天才バカボンの春」)です。

『タイガーマスク』の「みなし児のバラード」、
『ルパン三世』の「ルパン三世主題歌Ⅱ」、 
『デビルマン』の「今日もどこかでデビルマン」、
『はじめ人間ギャートルズ』の「やつらの足音のバラード」、
『宇宙戦艦ヤマト』の「真っ赤なスカーフ」、
『銀河鉄道999』の「青い地球」や
『機動戦士ガンダム』の「永遠にアムロ」など、

昔のアニメの終わりの「うた」はさびしかったり、せつなかったり、ほのぼの、しみじみしてたりという曲が多かったような気がします(口ずさめてしまう「うた」が多いんですよね。不思議なことに)。

自分もあと1週間ほどすると、とうとうバカボンのパパと同じ年。もう人生の半分以上を消化しちゃったんだなぁ…と思うと、なぜかせつない気持ちになってしまいます。この「うた」を聴いている時は、自分の41才の姿は想像もできませんでしたが…、41才になる自分自身については「これでいいのか???」と自問自答する毎日です。


それにしても、私がアニメに夢中になっていた当時と比べて、世の中が渇ききっていて、潤いがなくなってきていますよね。 政権交代から次の一歩が必要です。バカボンのパパなら「政権交代の次は世直しなのだ」「これででいいのだ」と言ってくれるでしょうか…?。

写真は、ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌『ビック・イシュー』と立川市立錦図書館で借りたCD 『赤塚不二夫トリビュート 四十一才の春だから』

ちょうど、この『ビック・イシュー』128号に、故手塚治虫さんと故赤塚不二夫さんの娘さん同士の対談があって、トリビュートCDのことが出ていたんですが、たまたま行った錦図書館で、そのCDを目にして借りてしまいました。昔『イカ天』(TBSのテレビ番組『イカすバンド天国』)に出ていて、好きだったファンク・バンド(!?)『宮尾すすむと日本の社長』が「ニャロメのうた」をカヴァーしていたり、前述の「元祖天才バカボンの春」はもちろん、電気グルーヴがスチャダラバーとユニットを組んで(「電気グルーヴ×スチャダラバー」として)書き下ろした曲や矢野顕子さんが書き下ろした曲も収録されていました。


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