「○○くんの住所はわかる?わかんないの。じゃ電話番号は?」
「○△◇-▲×□◎」
「もう10冊借りているよ。本を返さないと今日は借りられないよ」
「◎◎くんの電話番号は?わからないの?(名字の)さかは(漢字だと)どんな字」
「つちへんのさか(坂)」
「つちへんの坂じゃないみたいだよ???」
こんなやりとりが交わされていたのは錦図書館の図書貸し出しカウンター。
どうやら本を借りにきた4人の子どもたちが図書カードを忘れてしまったのかもっていないようで、コンピューターで検索している模様。
しばらく、子どもたちとベテランの図書館員のやさしいおじさんの『おもしろいやりとり』が続いた後、子どもたちはお目当ての絵本をかりて無事に帰っていきました。
夏休みで子どもの利用が多い図書館では些細な日常的な出来事かもしれませんが、こんなあたたかい風景を見ていると心が癒されます。
その地域のことをよく知っているベテランの専門図書館員がいることは頼もしいですよね。
指定管理者制度は図書館事業にはなじまないと感じた真夏の一幕。やっぱり直営の中での改革が必要ということを改めて思います。
写真は『赤毛のアン』関連の本の展示コーナー。 夏休みの図書館はクーラーも効いていて極楽ですよ。
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